5月24日(火) 全国工業高校校長会@東京

 記念講演は、東京大学人工衛星の研究をしておられる教授。
 高機能化するとともに巨大化してしまう人工衛星の世界で、あえてコンパクトで単機能の衛星を追求されている。
 これにより、打ち上げまで含めた費用がスケールダウンする結果、人工衛星の顧客が、先進国だけでなく途上国に、国だけでなく民間企業へ、広がるのだそうだ。
 先生は人工衛星を日本の伝統文化「お弁当」に喩えられた。つまり、限られた空間に最大限の機能を、しかも美しく詰め込む、これは日本人の根源的な欲求とも言えるものであり、ゆえに日本人は人工衛星開発に向いているのだと。
 たいへん興味深く、勉強になりました。
 懇談会では、今年も、ゼロハンカーのPRのためにマイクを回していただけました。
 今年は12月25日(日)。目指せ、エントリー40台!



5月25日、26日 全国オール校長会@横浜

 記念講演は、兵庫県立美術館の館長さん。金沢県立美術館の立ち上げも手掛けられ、美術館を中心とした街づくりがライフワークの方。
 持ち前のバイタリティで、渋る行政や周辺企業を説き伏せ、開館までに街全体を巻き込んだムーブメントに仕上げ、結果、街全体が元気になり、感謝される。
 そんなはずみ車を回すのがとてもお上手な印象を受けました。
 実は芸術にはお金がかかります。でも、日本では芸術は日常生活に無縁と思っている人も多く、それにお金を出す人はまだまだごく一部です。館長さんの活動により、芸術が人々の暮らしを実際に変えることを実証することで、日常生活の中に芸術の居場所を作ることが実現できるのではないでしょうか。
 聞いているうちに元気が出るようなお話でした。



5月27日(金) 全国食物調理科理事会

 私は中国地区代表として、参加させていただいています。
 今年はおかやま山陽高校で全国大会が開催されます。そのご協力のお願いやら、打ち合わせやら。
 いろいろな方にご理解をいただき、なんとか下準備はできたように思います。
 あとは当日、参加者から「来てよかった」のお言葉がいただけるよう、全力を尽くすのみです。



東京
 約1週間、校長会やらなんやらで東京に出張しておりました。
 いろいろと実り多い1週間でした。
 今回の宿はなぜか秋葉原
 世界中が注目する、いまや日本カルチャーの「顔」的な街です。
 若いころはいろいろなパーツを探しに来てましたが、今のようになってからは、ほぼ初めてのスネーク。
 とても刺激的でした。
 これは今後の日本の観光業、特に海外からのお客様にとって、欠かせないコンテンツになるでしょうね。
 それから、秋葉に限らず、街中は思った以上に元気でした。
 明かりは半分強くらいに落とされてましたが、それも却ってすっきりした印象でした。
 それにしても、東京の人は良く歩くんですね。私も普通に仕事していただけなのですが、1日に8000歩以上、歩いてました。普段の3倍近い歩数です。田舎のドアトゥ―ドアの生活は便利ですが、ちょっと見直さねば。