sanyomomotaro2009-01-26

1月21日 岡山県工業教育協会常任理事会@高梁市

 簡単に言えば、工業科を持つ高校の校長先生の集まり。
 私からはゼロハンカー大会のご報告。
 そして、週末放映予定のBS2ニッポン熱中クラブのご案内。
 なんたって、世界デビューですよ、世界デビュー。


1月22日 エフエムふくやま「ギター部」出演&国民文化祭会議

 早朝から福山へ。GoGoBiビンゴ!木曜日、GoGoチェックのコーナーに、去る10月末に「ヤマハ スクールオブロック」に出場した、おかやま山陽高校ギター部の生徒たちと一緒にお邪魔しました。
 この「スクールオブロック」は、本年度は全国で80校あったエントリーの中から、選りすぐりの10校が、東京のライブハウスで演奏の腕を競う、というもの。おかやま山陽高校ギター部は、昨年度に続いての連続出場です。
 バンド名『梅雨が来て夏』の3名が、当日の演奏の音源を持って出演しました。
 ステージに立つのとは勝手が違うのか、えらく神妙な顔つきの3名、むちゃくちゃ緊張してましたね。
 でも、高校生らしい、いい感じのトークでしたよ。
 午後からは浅口市中央公民館で、平成22年に岡山県で開催される国民文化祭の準備委員会に出席。
 浅口市では、漢詩に関するイベントと、天文に関するイベントを行なうそうです。
 元・天文少年の私にも、なにかお手伝いできることがあるかな?


1月23日 NHK BS2 「ニッポン熱中クラブ」、おかやま山陽高校溶接同好会出演! というより、特集!

 まさに、特集といったほうがいいような、濃密な取材に基づく、熱い30分間でした。
 ご覧になった方はお分かりと思いますが、おかやま山陽高校の溶接同好会、実に役者ぞろい。あんなに面白いトークができるメンバーぞろいだったラとは、まさに意表を突かれました。
 溶接大会では上位入賞はなりませんでしたが、おかやま山陽高校特有の温かさというか、人情味というか、よく出ていましたよね。
 番組中、『なかなか表で目立つことの少ない溶接同好会』というキャラ設定でしたが、世の中、縁の下の力持ちがいなければ、成り立たないことばかり。
 采女先生の指導の下、いい勉強をしていると思います。
 ここで、一点だけ、訂正です。
 世界中の皆さんへ!
 おかやま山陽高校にも、ストップウォッチくらい、あります!売るほど、あります!!
 以上!


1月24日 高校生テクノフォーラム2009@高梁市

 昨年度、おかやま山陽高校機械科はこのテクノフォーラムにインターネット天文台を引っさげて参加、みごと優秀賞をいただきました。その3年前は自動車科が水陸両用車で、最優秀賞・・・って、もうしつこいですか?
 そう、テクノフォーラムは、工業高校生による、工業高校生のための、ものづくりのイベントなのです。
 今年はおかやま山陽高校は発表の順番ではないので、気楽に参加。
 昼からは、技能オリンピック「曲げ板金」部門で金メダルを取った方が、実演を交えての特別講演をしてくださいました。
 いやいや、すげえすげえ。万力と治具とハンマーだけで、一枚の鉄板を、きれいな円柱へとたたき出す。まさに神業。
 ヤッパ、ものづくりは奥が深い!
 ちなみに私は、この日、朝からずっと、首にストップウォッチをかけての参加。もちろん、おかやま山陽高校にもストップウォッチがあるんだ、ということを岡山県工業高校会に知らしめるため。
 でも、あまり気づいてもらえなくて、ちょっぴりブルー。


1月26日 次期生徒会役員認証式&3年生対象、骨髄バンクについての講演会

 今朝、寒い中、生徒朝礼の時間を利用して、次期生徒会役員の認証式を行ないました。
 まずは、現役員からの退任の言葉。
 1年間、本当に良くやってくれました。お疲れ様、そして、ありがとう。
 続いて、新役員の認証。
 みんな、これから1年間、よろしくお願いします。
 そして、本日のロングホームルームの時間は、3年生対象に骨髄バンク登録への啓蒙を目的とする講演会を行ないました。
 講師の先生は、財団法人骨髄移植推進財団で地区普及広報委員を務められている、広畑先生。この方は、ボランティアとして、骨髄バンク設立前から、設立の働きかけの段階から、活動されているそうです。
 ご講演では、実際にボランティアとして関わられてきた中で接した、様々な人生のエピソードを、具体的に、思い入れたっぷりにお話くださいました。
 特に胸に迫ったのが、まだ若くして、生きたくて生きたくて仕方ないのに、力尽きてしまった患者さんのお話。まだ大きな夢を抱く高校生だったり、あるいは、小さなお子さんを持つお母さんだったり。ほんとうに悔しかったと思います。
 流れる涙をぬぐいながら、「泣いちゃってごめんなさいね」と詫びながらの、お話でした。生徒たちは、とても真剣に聴いていました。
 私も、今から3年前、骨髄バンクにドナー登録しました。きっかけは、友人が白血病にかかったことでした。残念ながら、彼は治療の甲斐なく、亡くなりました。
 実は約15年前、学生時代にも一度登録しようとしたのですが、知り合いから、「全身麻酔をする際に、事故の可能性があるらしいよ」と言われ、止めてました。
 でも、3年前、登録時に教えていただいたのですが、日本で骨髄バンクを通じて行なわれた移植手術では、そのような事故は過去に一件も起きていないことがわかりました。
 もしかしたら、私が登録しなかった12年間に、私の骨髄によって命が助かっていた人がいたかもしれないと、後悔しました。
 登録してからの3年間、まだ私のところに移植に関する照会はいただいていません。広畑さんによると、HLA(白血球の血液型のようなもの)の型が珍しいからかも、とのことでした。
 私が登録抹消されるまで、あと13年あります(日本では55歳で登録抹消です)。
 もしかすると、この間に、誰かの役に立てることがあるかもしれません。
 最後、広畑さんと一緒に来られたアマチュアバンドをされているアッキー・小川さんという方が、フォークソングの応援歌を歌ってくださいました。この歌は、滅菌室に入っていたある患者さんを勇気付けるために、オリジナルで作られた歌だそうです。前向きな、元気の出るいい曲でした。
 今日、お話を聞いた3年生諸君のうち、一人でも多くの人が、骨髄バンクの大切さを理解し、登録してくれることを願っています。