sanyomomotaro2007-11-13

倉敷一番街復活祭、大盛況でした! みなさま、ありがとうございました! WIN−WIN!

 どんな強靭な精神を持ったボクサーでも、アゥエイでの試合は緊張するものと聞きます。倉敷という街は、おかやま山陽高校にとっては地元のつもりなのですが、マイスターフェアとしては、始めての場所。
 ということで、やはり若干の緊張、不安感があったことは否めません。
 平成19年11月当日朝、時計は無情にも午前9時を告げ、倉敷一番街復活祭がスタート。
 準備は万端。人事を尽くしてテンツクテンテン。後は野となれ、ヤマト発進!です。
 、会場正面のDJブース(倉式代表の久保田先生の定位置)の隣にいすを置いて、杖を構えて(腰を痛めていたので)、平気な顔を装って陣取ります。
 午前10時頃までは、お客様のご来場はぼちぼち、というより、うーん、少ない!
 倉式代表の久保田先生からも「大丈夫かなぁ」とのありがたいお言葉。
ちょっとあせる。
「逃げちゃダメだ!逃げちゃダメだ!逃げちゃダメだァー!」
しかし、山高魂は永遠に不滅です。きっと流れを変えてみせる!
 流れが変わったのは、午前10時半。11時からの予定を30分繰り上げ、お茶席を開始してから。茶道の生徒たちが、お茶席整理券を会場前で配り始めると、どんどんお客様が入ってきてくださいました
 私も、DJブースをジャックして、PRしまくり(人はなぜマイクを握るとパチンコ店内放送風の喋りになるんでしょう。「えりげとうごぜいやす、えりげとうごぜいやす!てめれめせけずです」)。
 やはり、お客様がお客様を呼ぶのですね。この辺からふりのお客様も来てくださるようになりました。マイスターフェアのメイン会場であるキューピーの店は、いい感じに盛り上がって参りました!
 ここで新たな攻撃アイテム投入。
 いわゆるひとつのライブです。
 11時半から、まずは三線(蛇味線)講座のライブ。お向かいの中国学園短大さんの歌声喫茶スペースから出てきたお客様も合流されて、琉球式即席歌声ストリートライブがスタート。沖縄のリズムは、万人を巻き込むのです。イーヤァーサァサァ!
 続いて、ロック・フォークライブ。男子のソロ、女子のデュオ。そして、講師のピーター先生のソロライブ!
 隣の久保田先生に「あの人は昔、イングウェイ・マルムスティーンのツアーメンバーだったんですよ」と説明していると、それが耳に入ったんでしょう、横にいたカメラマンの方が「それホントですか!?俺、イングウェイの大ファンなんですよ!それ、すっげーことですよ!そんな学校、ないですよ!もっとPRしなきゃ駄目ですよ!」とえらく興奮されていました。シェケナベイベー!
 最後はスポーツチャンバラのデモマッチ。狭かったので、通路を半分お借りしてのパフォーマンス。「スパーン!」と刀がなると、みなさん、首をすくめます。
 こんな感じで午前中が終了。
 間断を入れず、午後のプログラム、始動!
 まずは、たいへん長らくお待たせいたしました、トンボ玉体験コーナー、そして、レザークラフトのスタート。
 こちら二講座は、もう、マイスターフェアの横綱ですよね。しょっぱなからたいへんな人だかりです。安田先生、西田先生ご夫妻、大忙しです。
 そして、同時に、製菓工房ル・フチュールによるお菓子の販売。今回ご用意したのはサブレとチーズボール、合計500セット。ここ最近は最初の行列分で完売、って感じでしたが、今日はそうは行きません。知名度のない倉敷での販売は、きっと生徒にとっていい勉強になるはず。
 午後2時からはセグウエイ試乗体験コーナー。これだけは座っているわけに行かず、現地(一番街にある沖縄料理店『おらが村』裏の駐車スペース;ちなみに沖縄料理店『おらが村』は、おかやま山陽高校のOBがやっておられます。ラフテー、グルクン、島ラッキョウなど、沖縄料理の逸品が自慢です。ぜひおこし下さい)に行きます。
 セグウエイに乗ってワイワイやっている最中に、キューピーの店前では、午後のライブが始まっていました。三線、ロック、スポチャンの順番です。
 セグウエイ試乗会が終わって、戻ってみると、もう午後3時。
 お茶席はすでに終了。250席後用意していたのが、結局足りなくなり、約30席分追加で、最終的に280名様においでいただいたことになります。
 ル・フチュールも午後3時ちょうどで完売御礼。500セット、見事売り切りました。よく声が出ていました!
 レザークラフト、トンボ玉も終了(こちらは時間で区切るしかありません)。ほんとうに長時間、お疲れさまでした。
 あと、開店から最後までがんばってくれたのが、機械科によるデジカメ名刺・カレンダー制作コーナーと、イラスト講座によるチビッコ塗り絵コーナー(時々、えらく老けたチビッコが一生懸命塗り絵をしていましたが)。みんな、最後まで、よくがんばってくれました!
 自動車整備部のヘラクレスオオカブト電気自動車も根強い人気でした。
 そんなこんなで(そうです、この言葉が出るということは、そろそろ書き疲れたのです)、午後4時、大盛況の中、マイスターフェアin倉敷一番街復活祭、無事、大団円を迎えることとなりました。
 商店街の代表の方、世話役の方、スタッフの方にたいへん感謝していただき、恐縮しました。
 「ぜひ来年も」とのありがたいお言葉をいただき、とても嬉しかったです。
 どうです、おかやま山陽高校の生徒はすごいでしょ!?
 今、おかやま山陽高校の生徒たちがどんな様子で、どんなことに取り組んでいるのか、世間に広く知っていただくことは、生徒たちにとっても喜びであり、誉であるのです。そのためには、どんな方法よりも、やはり、生徒たちの生(ナマ)の姿をご覧いただくことが一番なのです。
 そういう意味で、今回、倉敷一番街商店街の皆様には良い機会をいただきました。
 そして、今回のイベントでは、WIN−WINの関係が成り立っていたと思います。
 ご来場の皆さま、そして、応援に来てくださった保護者会の皆様、なにより生徒諸君、ほんとうにありがとうございました!

 追伸:閉店後、一緒に残って片づけを手伝ってくれた生徒諸君、ほんとうにありがとう!よく声を掛け合って、てきぱきとした動きで、素晴らしかったです。おかげでスムーズに撤収ができました!