7月4日(木) 中高連絡懇談会

 地域の中学校の校長先生方をお招きし、本校の入試について説明をさせていただいたり、生徒の学習発表をご覧いただいたりする会です。
 この日は64もの中学校さん校長先生方がお越し下さいました。
 前半では本校校長からの教育方針や最近の様子についてのご報告をさせていただいたのち、空手道部の演武、吹奏楽部の演奏をお聴きいただきました。
 空手道部の演武で今回、女子個人形を見ていただいたのですが、この選手の出身中学校の校長先生が「涙が出ました」とわざわざお礼を言って下さいました。
 その後、調理製菓総合実習棟内にある『ホテル実習室』に移動し、調理科3年生が製作した集団調理実習の作品の試食をお願いしました。
 この日のメニューは、フレンチ。前菜は海鮮と野菜のゼリー寄せ(次の山陽新聞さんのMEDICA(メディカ)で掲載される予定です)、メインは先日ブリュアン氏から直伝された『スズキのパイ包みのショーロンソース、ポキューズ風』。
 みなさんのお皿には切り身の状態で焼き上げたものが供されるのですが、せっかくなので、丸ごとの姿を代表の生徒がお見せしました。

 デザートは、今週末のオープンスクールでも試食していただく、ブラマンジェ。パッションフルーツのソースが夏にぴったりの逸品でした。





7月4日(木) 説明会、船穂中学校さん、金光中学校さん

 船穂中学校さんには入試広報課長が、金光中学校さんは私がお邪魔させていただきました。
 この時期の説明会は、非常に得るものが多いと思います。
 開催される中学校先生方はたいへんと思いますが、生徒さんたち、保護者の皆さん、きっと感謝されていることと思います。
 熱心に聴いてくださり、ありがとうございました。






7月5日(金) 岡山県高校工業教育協会常任理事会

 まあなんともたくさんの議題でした。よくこの時間内ですべて終わったものだと、感心しました。
 工業教育が元気な岡山県は、素晴らしいです!






7月7日(日) 柔道中国大会

 この大会の出場条件は20歳以下と言うことなので、大学生も多く出場しています。
そんな中、おかやま山陽高校の生徒たちも善戦しました。
 残念なことに試合にはあとちょっとで間に合わなかったので、差し入れだけさせていただきました。






7月9日(火)、10日(水) おかやま山陽高校1年生恒例、蒜山教育キャンプ

 仕事の都合で、今年は一緒に泊まることができず、2日連続で日帰りで参加してきました。
 やはり各クラスが一生懸命練習を重ねた、キャンプファイヤーの出し物だけは見なければ。

 蒜山三座の一番西、上蒜山のすそ野、約10000平米のおかやま山陽高校専用キャンプ場です。到着したのは夕方の6時ですが、この明るさ。それにしても、暑い!

 女神役の生徒が運んできた火が、営火長に引き継がれます。

 営火長から各クラス代表に分火され、それぞれが「自律創生の火」、「信念貫徹の火」、「共存共栄の火」として、点火されます。


 
 燃え盛る火はいいものですね。みんなで『燃えろよ燃えろ』を歌います。

 ここからがお楽しみの時間。クラス対抗、出し物ステージです。どのクラスも一生懸命、練習した成果を披露し、会場に爆笑を引き起こします。

 アシスタントとして今年も参加してくれた生徒会役員も、芸を披露。ダンスやアカペラ、これだけの人数の前で、一人でやれるなんて、すごい。しかも、上手い。さすが、先輩。

 クラスによってはこの瞬間のためだけにそろいの衣装を作ったところも。

 実にシュールな合唱団。富士額のあの娘が、いやでも目に入ります。

 2班の出し物でステージで、最後に一人ですべてをさらっていったのが、彼。シュールで、マニアックで、でも、みんなが笑い転げてしまう、すごいネタを持っています。頭が痛くなるほど笑わせていただきました。

 2班には大型双眼鏡を持っていきました。私はキャンプファイヤーが終わるとすぐに帰ったのですが、きっと綺麗な天の川が見えたことと思います。
 おかやま山陽高校伝統の蒜山教育キャンプ、もう30年以上続いています。
 「不自由さに学び、不自由さを楽しむ」ことを目的に、便利至上主義の現代だからこそ、これからも続けていきたいと思っています。






 
7月10日(水) 倉敷市立北中学校さん、福山市立城東中学校さん、説明会

 暑い中、たくさんの保護者の皆様が参加されていました。熱意に感服です。
 いい話だけでなく、厳しい話もあえてさせていただきました。
 学校選びを失敗しないように、これからの夏を精いっぱい使いましょう。
 熱心に聴いてくださり、ありがとうございました。

7月3日(水) おかやま山陽高校創立90周年記念同窓会館上棟式

 本日、おかやま山陽高校90周年記念同窓会館の上棟式が厳粛に執り行われました。

 90周年杵同窓会館は、いまでは珍しい合掌葺の木造建築です。

 上棟式に使う道具三種類です。上から墨壺、曲げ尺、槌です。

 これが隅餅です。4隅と中央の計五か所に餅を落とします。木材について来られた山の神様にお帰りいただくのだそうです。
 隅餅の儀は生徒会役員たちが手伝ってくれました。若い彼らは、たぶん今後、こういう儀式に参加する機会はまず無いのではないでしょうか。いい経験になったと思います。
 

 最後は理事長が中央に餅を落とし、それを生徒が受け取って上棟式は無事終了しました。
 10月の完成に向けて、ここまでの工事の無事を感謝し、快晴までの安全を祈願しました。
 おかやま山陽高校90周年記念同窓会館、完成をお楽しみに。






某月某日

 かつて「ツインピークス」にハマった世代にはたまらない一枚。
 リンチファンとしてはTVシリーズもさることながら、『最後の7日間』の方がリンチワールドが濃く出ていたように思えます。
 なお、このアルバムのリンチワールド濃度は『めちゃコッテリ』です。
 間もなく2枚目のアルバムが出るそうです。

 

6月27日(木) 『服のチカラ』プロジェクト説明会

 マイスタースクールインターアクトクラブの例会にて、ユニクロ本社営業本部の小暮さまにお越しいただき、ご説明いただきました。

 このプロジェクトは衣料会社のユニクロが主催する活動で、不要になった子供服を回収し、途上国や難民キャンプに支援物資として送ることを目的としています。
 服は防寒や衛生のためだけでなく、気持ちを前向きにする力があります。
 昨年度まではユニクロの製品だけが回収対象でしたが、今年からはどんな服でも(慎重160cmくらいまで)、回収対象になるそうです。
 服を送る際は、途中で強奪・転売等の被害に遭わないよう、専用の器具でしか切断できない特殊な縄で梱包して送るとか、洗濯ができない地域が多いので、濃い色の服が喜ばれるとか、なるほど、と思わせられる現実的なお話をお聞かせくださいました。
 おかやま山陽高校ではインターアクトクラブと、硬式野球部が中心となってこのプロジェクトに協賛します。
 保護者会友愛セールでもご協力いただけないかと、目下検討中です。昨年度までは、保護者会友愛セールでは古着はお断りしていました(ほとんど売れないため)が、今年はこのプロジェクトに送ることができる衣類についてのみは、回収対象にさせていただきたいと考えています。







6月28日(金) 新入生面接、全員完了

 今年入学してきた新入生(338名)の面接がやっと終わりました。
 新入生のならではの、生き生きとした夢や、将来への希望、そして、高校生活への期待と不安、希望・要望など、聴かせてもらいました。
 少し時間がかかってしまいましたが、やってよかったと思います。
 元気をもらえました。
 これから3年間、よろしくお願いします!







6月29日(土) おかやま山陽高校保護者会湯原蒜山研修会

 おかやま山陽高校保護者会の三大行事の一つ(中にはもっとも重要な行事と言われる方も)
 今年も多くのご参加をいただき、ありがとうございました。ワイワイと行って参りました。
 写真でお伝えします。
 なお、今回は私の方ではあまり写真が撮れておりません。ご参加の皆様には、担当者が撮った写真をお届けしますので、そちらをお楽しみにお待ちください。
 最初は恒例の桃アドでお互いに仲良くなった後、空手道部の演武を見せていただき、機械科と自動車科の間に完成した『MECHA-PLAZA』で、お弁当をいただきました。なお、この広場の名前、「メカ・プラザ」と読みます。「メチャ・プラザ」ではありませんので、悪しからず。

 お弁当は、もちろん、おかやま山陽高校調理科2年の中原優美さん考案の『おかやまのめぐみ弁当』(サークルKサンクス)です。
 その後、バスで一路湯原、蒜山へ。
 蒜山では約1時間半、草刈りやら掃除やらで汗まみれになり、湯原のおかやま山陽高校研修所に戻ってきました。この研修所の自慢は、源泉掛け流し100%の大浴場です。
 今年から女性⇒男性の順で全員がお風呂に入れるように時間を組み直し、みなさんさっぱりした顔で、懇親会です。

 懇親会は自己紹介やら抽選会やら、たいへん盛り上がりました。

 今年も本校空手道部OBで郷原漆器の継承者として活躍中の木地師、高月国光さんが作品をジャンケンゲームの商品に持ってきてくださいました。
 当選者の方、大切にしてください。

 翌日は研修見学と言うことで、鳥取県倉吉市に。白壁と赤瓦が印象的な、旧き良き街並みです。

 街角で変わった電気自動車を見つけました。クラシカルな雰囲気です。タクシーとして時間制で乗ることができるようです。ベース車両を尋ねたら、ジムニーだとのこと。なかなか魅力的な車です。

 これは赤瓦〇〇号館と名付けられた、一連の保存建築の一つの天井部分です。ここは昔は醤油の醸造を行っていたそうです。

 お昼御飯も町並み保存地区の中のお店でいただきました。このお店の建物も、かなり古いもののようです。天井部分には無垢の杉板が貼られており、贅沢なつくりであったことが伺われました。午前にはタイの尾頭付きの煮つけが一人一匹付き、ボリュームも味も満足でした。

 午後は燕趙園(えんちょうえん)へ。ここは昔の中国の皇帝が遊んだ庭園を再現した、国内最大の中国庭園です。聞くところではここで使われている石など、すべて中国から本物を運んできたとか。数年前にはテレビドラマの「西遊記」のロケにも使われたそうです。

 燕趙園といえば、レンタルのチャイナドレス。みなさん、妙に似合っているのが怖いです。このあと、皆さんで『ストリートファイターのシーン』を再現したりして遊んでおられました(このシーン、すごく面白かったのですが、ブログへのアップは残念ながら拒否されましたw)。

 そして、燕趙園のもう一つの目玉が、雑技です。本場中国から非常にレベルの高い雑技のパフォーマーが来園しています。
 今回は独楽(ディアブロ)と、陶器製の鉢回し、そして、写真の足芸です。最後の足芸は、机がいろんな角度でブンブンとまわり、ものすごい迫力でした。

 最後におまけ。花文字の実演販売です。中原事務長先生が、自分の名字を花文字にしてもらっていました。これはいい記念になりますね。
 帰路はバスの中でおかやま山陽高校吹奏楽部の第22回定期演奏会のDVDを見ながら帰ってきました。
 今回は天候にも恵まれ、快適な旅行になりました。
 ご参加くださった皆さん、楽しい旅行をありがとうございました!
 また、まだ参加されたことのない方も、来年はぜひご参加ください。




7月1日(月) 期末考査開始

 ここが正念場なのですよ。
 まだまだ進路を決めるのは先だから、なんて考えないで下さい。
 ご存じのとおり、上位学校への入試の推薦基準で、いちばんモノを言うのは、やはり平均評定値です。
 平均評定値は、下がるのは早いですが、一度下がったものをあげるのはとても苦労します。
 毎回毎回の定期考査が入試本番のつもりで、頑張りましょう。







7月1日(月) おかやま山陽高校調理科特製ハンバーガー試作・試食会、第2弾!

 6月12日に第1回を行いましたハンバーガー試作、今回は第2回目で、ほぼ完成形に近づいたと思います。6月13日付のブログに載せた写真と見比べていただければ、その進化の度合いがお分かりになると思います。
 美星牛100%パティの焼き上げは、オーブンからパンに変更し、よりジューシーに。バンズも特注品にし、もちもち感がアップ(この写真のバンズは前と同じものです)。
 アクセントにゴルゴンゾーラ(ブルーチーズ)をたっぷりとトッピング。このキックがたまらない。
 ベーコンの翼を広げて飛んでいるような姿なので、『フライング・バーガー』と名付けました。
 「フライング・バーガーを、フライング・ゲット!」・・なんちゃって。
 バーガーイベントについては、近日中に詳細発表予定です。
 当日はもう一種類、あっと驚くプロトタイプ・バーガーを発表します。 






某月某日

 一昨夜、先日ここでご紹介したショットガン式殺虫器『BUG・A・SALT(バグ・ア・ソルト)』が初の実戦配備となったので、ここに報告する。
 夜中、階下で悲鳴が聞こえたため、バグ・ア・ソルトを携え、現場に急行。聞けばG(別名:テラフォーマー)の成虫がトイレの中でブンブンと飛び回っているとのこと。
 銃を両手で構え、1階トイレに進入すると、天井付近にとまっているGを発見。おもむろにポンプアクションし、約50cmの距離から一撃。
 「Hasta la vista, Baby!」
 銃口から射出された塩粒は、標的の背中にみごと命中。
 Gは床に落下したが、絶命には至っていない。標的は瀕死の状態ながら、壁と床板の間にいつの間にかできていたわずかな隙間(築35年の木造です)から逃走した。
 結論:「追い詰められたGの成虫が、羽をはばたかせて顔をめがけて飛んでくるあの攻撃を封じるには十分であるものの、致命傷を与えるほどの威力はない」。
 なお、このたび作戦の副産物として、我が家へのGの侵入経路の一つが判明したので、シリコンでコーキングしておこう。

♪残り数日となりました!♪  おかやま山陽高校調理科2年、中原優美さん考案の「岡山めぐみ弁当」がサークルKサンクス(岡山、広島)で絶賛発売中! 7月1日までの期間限定です。ぜひお求めください!







6月25日(火) 私学経営者協議会、伊原木岡山県知事をお招きしての講演会

 

 若き知事(ワタクシと同じ齢です)の熱い思いを聞かせていただきました。
 方針を決められる際、客観性と論理性を重視されていることがよくわかりました。これは、きちんと材料をそろえて説明すれば理解する、という構えを持っておられることを意味します。非常に心強く感じました。
 しかし、私学を語る際に使われる言葉の選び方などから、見ておられるものがまだ我々とは違うことも感じました。
 あとは我々の側の努力すべきこととして、現実の、ありのままの私学の姿を見ていただき、それによって本県学齢人口の30%を占める私学の生徒たちの幸せの最大化にご協力いただけるようにしなければ。
 希望が見えました。






6月26日(水) 生徒会昼食会

 これから生徒会役員にはいろいろな場面で活躍してもらうことになります。頼りにしてますよ!






6月26日(水) 岡山県中小企業家同友会倉敷支部定時総会、講演会

 講演会は岡山大学の経済の先生による、アベノミクスについての解説。
 聴いている間は、なるほど、お金というものはこういう仕組みで世界中を流れるのだなあ、と納得するのですが、説明せよと言われると難しいです。
 時事知識の吸収もさることながら、頭の体操になりました。






6月27日(木) マイスタースクール、1学期最終回

 今学期も無事終了しました。マイスター講師の先生方、ありがとうございました。








某月某日

 今日の調理科調理実習の試食は、ビビンバ。ご指導は木川先生(韓国料理『貴仙』社長、水島)。半分だけで我慢する予定が、美味しくて完食。
 午前中、製菓科より、今度の中学校の校長先生方対象の説明会でお出しするフルーツケーキ(生徒作品)の試食もさせてもらいました。しっとり、モッチリしていて、とても美味しかったです。
 よって、今日は糖分と炭水化物の摂取量が、お昼時点でレッドゾーンに突入。
 『アルファロメオはレッドゾーンに入ってからが勝負だ』と西風氏は言っていましたが、ワタクシはラテン・ブラッドの跳ね馬ではないので、以後節制します。

*なぜか写真の向きが修正できません。

6月25日(火) 機械科、新鋳造実習室で初めての鋳造実習


 おかやま山陽高校機械科で、新しい鋳造実習室が完成して初めての鋳造実習を行いました。

 砂型は2週間ほど前から製作されています。砂の湿度や固さなどによって、鋳込みの成否が決まるので、温度や湿度の調節も大切な手順です。
 こうやって見ると、古代遺跡の発掘現場のようです。

 まずはキュポラ(鋳造炉)にアルミのインゴットを溶かし込みます。アルミニウムの融点は約700度ですが、鋳込みに適した800度まで温度をあげます。
 実習場内はかなり暑いです。

 それを勺で受け(湯出し)、あらかじめ作っていた砂型に流し込みます(鋳込み)。

 


 ある程度温度が下がったら、ショベルで砂型を突き崩し、製品を取り出します。

 取り出した製品の土をへらで綺麗に落とします。今回の作品は、ダンベルです。若干、バリやナカゴ(原型)のずれなどがあるようです。

この写真を見ていただくと、仕組みがよくわかると思います。ダンベルのグリップから横に伸びているのが湯道、そこから上に伸びているのが湯口です。湯口から流し込んだ金属が、湯道を通って空洞に流れ込むように作ってあります。奥の球部分の上にへこみがありますが、これは十分に湯(溶けた金属)が入りきらなかったことによるものです(要は失敗部分)。隅々まできちんと湯を鋳込むのは、なかなか技術が要ります。
 湯口、湯道部分の金属は、もちろん、溶かして再利用します。

 これはは先生のお手本作品。いつかこれくらいの作品ができるといいですね。
 今回は初めての実習でしたが、お互いの声掛けもしっかりできていて、まずまずだとのこと。今後は作品の精度を高めていきたいです。






6月24日(月) 地域保護者懇談会倉敷東地区

 多くの皆さんにお集まりいただいて、活発なお話ができました。子供をよくしたいという思いは同じですから、話を重ねることで、共通理解が生まれます。
 ここでいただいた宿題、ご提案は、改善にために活かしたいと思います。
 ありがとうございました。

6月22日(土) 伝統的フランス料理の伝道者、ジョエル・ブリュアン氏による特別実習

 ジョエルブリュアン氏(フランス料理アカデミー日本支部会長)は、あのポール・ポキューズ氏(ミシュランの3つ星を40年以上維持し続けている、ヌーベルキュイジーヌの旗手)の直弟子にして、ポキューズ流フレンチの正統伝道者でいらっしゃいます。
 日本に来られて40年、昨年度すべてのお店を手放され、いまは全国で講習会や後援会活動を行っておられます。
 そのブリュアン氏がなんとおかやま山陽高校の調理科の3年生を対象に、特別実習を行ってくださいました。
 ブリュアン氏をご案内くださったのは、岡山では知らない人のいない名シェフ、湯浅薫男氏。
 今回のテーマは、「鱸(スズキ)のパイ包み焼き ソースショロン」。このメニューはポキューズ氏の代表作であり、氏に認められた人しか他人に伝承できないという逸品です。

 

 実習開始直前、ブリュアン氏と湯浅シェフ、そして本校調理科長の加山先生。豪華なスリーショットです。

 実習を前に、ブリュアン氏は、前列にいる生徒たちの手を見て回られました。ブリュアン氏曰く「料理人の手は綺麗でなければ以下ません。皆さんの手は3つ星!」。

 

 スズキに下味をつけ、ホタテガイのムース生地を腹腔内に詰め、パイ生地で覆います。パイ生地自体が一匹のスズキに見えるように細工するのがこのお料理の目に楽しいところ。
 私にはシーラカンスに見えます(見る人間側の問題です)。

 いろいろな器具を使って、パイの表面に細工をしていくブリュアン氏。私にも鱸に見えるようになりました。

 オーブンで焼き上げて、完成!この笑顔からもわかると思いますが、ブリュアン氏はとても冗談の好きな明るい方で、褒める時の口癖は「3つ星!」でした(この日、おかやま山陽高校調理科3年生はたくさんの3つ星をいただきました)。

 私も試食をさせていただきました。
 この日のもう一つのテーマが、体に良い料理。フランスではもう38年前から、非常に大切なテーマとして研究されているそうです。美味しい食べ物を、体を心配しないで食べることができると最高です。
 このスズキのパイ包み焼きも、塩分を抑え、それを酸味やハーブでカバーした、体に優しい配慮が加えられています。
 お味については、あえて述べる必要はないでしょう。 

 実習終了後、生徒たちは帽子やタイにブリュアン氏のサインをいただきました。一人一人丁寧に、書いてくださいました。
 もう一つ、ブリュアン氏がおっしゃっていたのは、こんな素晴らしいスズキは、東京ではなかなか手に入るもんじゃない、と言うこと。もちろん、地元寄島のスズキです。素晴らしい海の幸に恵まれて、私たちは幸せですね。
 生徒たちに世界の超一流を直伝くださったブリュアン氏に感謝!
 またチャンスがあれば、今回のような特別実習を開催したいと思います。







6月22日(土) サッカー部、プリンスリーグ、2−1で勝利!



 この日は攻撃のラインがうまくつながり、応援していて気持ちの良い試合でした。
 一人一人が明確な意志を持って動いているのがよくわかりました。おかやま山陽高校サッカー部、これからもっともっと強くなりますよ!







某月某日



 この写真、なんだかわかりますか?そう、トリュフです。
 ただし、ブリュアン氏によると、偽物だそうです。
 本物だと、部屋中にトリュフのにおいが立ち込めるのだそうです。確かに香りはほとんどしません。
 これはゴルフボールくらいのサイズですが、偽物は卸値で500円くらい、本物の黒トリュフなら、同じサイズで5万円はするそうです。
 ちなみに、偽物は料理の飾りつけに使うそうです。

6月14日(金) 地域保護者懇談会福山南地区

 3年に一回、地域にお邪魔してひざ詰めで懇談させていただく会です。
 お夕飯時のお忙しい時間に、皆様お集まりいただき、ありがとうございました。
 「おかやま山陽高校に入学して、同じ子とは思えないほど積極的になった」など、うれしいお話をいただきました。
 いただいたご意見は大切に活かします。







6月15日(土) アッケシソウ自生地除草ボランティア ft. おかやま山陽高校サッカー部!

 恒例となりましたアッケシソウの自生地の除草ボランティア、今回はサッカー部がお手伝いしました。この活動も徐々に盛り上がってきたようで、高校生以外の参加者の皆さんの数が、いままで参加した中では最も多かったように思いました。素晴らしいことです。
 前回除草作業を行った空手道部は、その直後の火の国旗空手道優勝大会で、4年ぶりの優勝旗を持ち帰ってくれました。
 今回、サッカー部は、作業の直後に行われたプリンスリーグで、10−1という、サッカーとは思えない得点差で圧勝してくれました。
 いいことをすれば、いいことがあるのですよ。







6月15日(土) 高校生ものづくりコンテスト自動車整備部門中国大会、おかやま山陽高校自動車科、みごと優勝!

 岡山自動車大学校を会場にお借りして開催された表記の大会で、おかやま山陽高校自動車科3年の内園君が、みごと、4年ぶりの優勝を勝ち取りました!
 内園君の熱意に、科をあげての補習、練習態勢が化学変化し、このような結果につながったと喜んでいます。
 優勝した内園君は中国地区代表選手として全国大会に出場します。
 「全国大会、頑張れよ!」と肩をたたくと、「こうなったら優勝狙いますよ」と力強い答えが返ってきました。
 いいねえ!







6月16日(日) 浅口音楽フェスティバル@里庄町フロイデ

 今年で23年目を迎える、地域発の長寿音楽祭です。こういう活動が長く続く浅口って、素晴らしい地域ですね。
 今回もおかやま山陽高校吹奏楽部はトリを務めました。
 曲目は「花は咲く」、そしてなんと「ももいろクローバーZ」、「ドラゴンボールのテーマ」。
 「花は咲く」は言うまでもなく、至高。そぐわない表現かもしれませんが、感動の質が違う。
 そして、「ももクロ」は至宝。前で踊る5人の乙女たちのキレキレのダンスと満面の笑顔が、素晴らしい。本家に負けていないですぜ。
 最期、ドラゴンボールは客席は賛否両論w。聴いた方はお分かりでしょうが、面白かったですよね。
 浅口音楽フェスティバル、末永く続けていきましょう!

 *会場内撮影禁止のため、写真はありません。悪しからず。







6月17日(月) 生徒朝礼

 大人でも仕事行きたくなくなるようなクソ暑い月曜日の朝、生徒たちが真面目に集合してくれたので、ささやかなプレゼントとして、校長講話を1分以内にまとめて切り上げました。
 朝礼は時間通りにそこに集まることに、まずは一番大きな意義があるのです。
 生徒はニヤニヤしていました。






6月18日(火) 福山市立東中学校さん、説明会

 今年もお招きいただき、ありがとうございました。
 校長先生から「会場内は暑いですよ!」と言われましたが、生徒の皆さん、保護者の皆さん共に非常に熱心に聴いてくださいました。リアクションがダイレクトで、お話ししやすかったです。
 これから進路決定に向けて、頑張ってください!






6月19日(水) 岡山県高等学校PTA連合会総会

 表彰式では、おかやま山陽高校の保護者会旧役員の4名の方々が、永年貢献で感謝状を贈られました。おめでとうございます。そして、ありがとうございます。







6月20日(木) 教育実習生研究授業

 最初にあいさつに来たときはあまりの可愛らしさと頼りなげな様子に「大丈夫かな?」と心配になった女子学生(OG)が、堂々と立派な研究授業を見せてくれました。
 先輩教員の指導の下、周到な準備と熱心な練習に打ち込んだ努力の賜物です。
 高等学校家庭科の教員採用試験を受験するとのことですが、いい結果が出ることを祈っています。
 頑張れ!






6月20日(木) 地域保護者懇談会、福山東1地区

 お忙しい時間帯に、なんと約30名もの保護者の皆さんがお集まりくださいました。皆さんの意識の高さに応えるべく、われわれも頑張ります!
 いただいたご意見は、大切に活かします。ありがとうございました。

 




某月某日

 地域保護者懇談会は夕刻以降に行いますので、途中で軽く腹ごしらえしていくことが多いのです。
 これは先日、お蕎麦屋さんに寄った時のワサビです。
 鮫革のわさびおろしが本格的です。
 調理が専門の田渕教頭先生に摺っていただくと、チューブワサビや粉ワサビとは全く違う、爽やかなライトグリーンのきめ細かい仕上がりになりました。もちろん香りも素晴らしかったです。